ライブ動画配信企画『オンナゴコロと美容室Vol.3』レポート

合同会社かみとまゆは、立体造形眉カット(アイブロウスタイリング)のセミナーを美容師さんに提供する会社です。そして、お伝えした技術がメニューとしてヒットするように、日夜「美容室はどうすればもっとお客様に支持されるか」を研究しています。その一環として行っている、『一般女性へのインタビュー』をFacebookのライブ配信機能を使って公開したところ大好評頂きましたので、第3回目となる配信を実施しました。(第1回のレポートはこちら第2回のレポートはこちら)前回同様、その様子をレポートします。

一般女性の、美容室に対するホンネをどうぞ。

 

【ライブ動画配信企画『オンナゴコロと美容室Vol.3』概要】
配信日時:2019年1月28日
収録場所:㈱ガモウ広島スタジオ
テーマ:「美容室苦手グレイカラー世代女子のホンネ」
出演者:
田中依子さん:料理研究家
Choji Murataさん:利酒師、ソムリエ、テキーラマエストロ
木梨純平(かみとまゆ講師、日本アイブロウ協会認定講師)
天の声(かみとまゆ代表)

第1回・2回と同様、ゲストのお二人に『美容室に対する本音』を語ってもらう座談会イベントとしました。

美容室では、思ったこと・気づいたことがあっても、なかなか美容師さんに言えない女性の本音。

トークテーマに沿って、自由にお話しいただきました。
様々な意見があり、やっぱりオンナゴコロは複雑だなぁと思った次第です。

今回、用意したトークテーマカードは3枚。順番に木梨が読み上げ、それに合わせてお話し頂きました。

**それでは、ライブ動画配信企画『オンナゴコロと美容室Vol.3』レポート開始です**
トークテーマ①美容室の苦手なところ
「美容室は癒しの場所」という方も沢山いらっしゃいます。でも、それと同じくらい「美容室が苦手」という方々がいらっしゃいます。綺麗になる場所だからいきたいのだけど、なんだか苦手。そんな、今回のゲストお二人が思う「なんだか苦手」の『なんだか』を紐解いていこうと思います。

木梨純平(以下 じゅんぺー):
では始めますね、よろしくお願いします。今回のゲストのお二人はぶっちゃけ、美容室の何が苦手ですか?

Choji Murataさん(以下 Choji ):
私の髪は、『太い』『硬い』『癖がある』の三重苦だったんですね。そうなると、美容室に行って「この髪型にしてください」とヘアカタログを見せても、なかなか思った通りにならないんです。で、美容師さんも「しまった」という顔で終わるので(笑)、すごく辛いんですよね。

天の声:
オーダーする時は「こんな感じになりたいんです」って、切り抜きとかスマホ画像とかを見せるんですか?

Choji:
美容室にあるヘアカタログで、スタイルを見てもらいます。そしたら、終わった時に美容師さんの顔が青ざめながら「あなたの髪は三重苦だから…」って(笑)。しずしずと帰るパターンですね。

天の声:
ご意見ありがとうございます。ではそんな時にどうすれば良いのか?は、後ほどみんなでお話しするとして、次に依子さんの美容室への印象を教えてください。

田中依子さん(以下 依子):
私も髪質に悩みがあるんです。ストレートで、前髪が上向きに生えているので「こういう感じ」って前髪の降りたスタイルをお願いするんですけど、クスって笑われて「これはね…」って言われるのが多くて(笑)、ヘアカタログを見せても、「ふーん…」って言われて違う髪型にされたことが多々ありました。

天の声:
その前髪、素敵な立ち上がりなので良いなぁと思うんですけどね。人それぞれお悩みがあるんですね。では初めに、Chojiさん問題を話してみましょうか。

じゅんぺー:
三重苦について、ですね。

天の声:
三重苦って、私もなんですよね。『太い』『多い』『癖毛』『硬い』、あ、四重苦か(笑)太くて多い人は、大体癖毛もありますもんね。でも、今の私を見て周りの人はそんなふうには思わないんですよね。「え、癖毛なの?」「まとまりやすそう、良いね」とか言われるんです。

じゅんペー:
それはカットが上手ってことかな?

天の声:
勿論それもあると思うんですけど…。私、良い美容師さんには2タイプあると思うんですよ。「オレに任せとけ!!」っていうタイプと、とことんコミュニケーションを取って、美容師さんとお客様がお互いに歩み寄れるところを見つけて、一緒に一つの作品を創っていくタイプ。

Choji:
私が今まで出会った美容師さんは、そのどっちでもないかも(笑)

天の声:
それが問題だったのではないでしょうか?

じゅんペー:
美容師さんと言えど、何でもできるわけではありませんからね。でも、「できる」って言ったらやらないといけないとは思うんですよね。ヘアカタログを見ながら、「あなたの髪はこうだからこうしましょう」という最初のカウンセリングとゴールの設定共有が必要ですよね。一般消費者としては美容室って、「こうして」といえばこうなると思って行くので、叶えてくれないと困るじゃないですか(笑)
眉カットでもメイクでも同じなのですが、「こうなりたい」と思ってきてくれるお客様と、「こうできる」というメイクアップアーティストの技術の微妙なズレを、ちゃんとわかってもらわないといけないと思います。
その意味では、美容師さんのアウトプット力が大事なんですよね。

天の声:
それに関して、ゲストのお二人に質問しても良いですか?

Choji&依子:
はい!

天の声:
ヘアカタや写真を見せる時に、その髪型が好きなのか、その芸能人さんが好きなのか、その雰囲気が好きなのか、三択だったらどれですか?

依子:
私は雰囲気ですね。「こういう雰囲気になりたい」と思ってオーダーするのですが、「やっぱりこの髪じゃ」って言われてきたので、だんだん行きづらくなってます。

Choji:
私も雰囲気です。あとは癖がひどかったので、何とかしたいと思って行っていました。で、「じゃあストレートパーマにしましょう」と言われて金八先生みたいになったりとか(笑)

天の声:
今お聞きしたら、ゲストのお二人がヘアスタイルに求めるものは『雰囲気』なんですよね。でも、美容師さんってこんなふうに聞いてくれないと思うんです。そこが第一歩なんじゃないかなってChojiさんのお話を聞いていて感じました。もしかしたらChojiさんはその髪型じゃなくても、その雰囲気に仕上がっていたら不満ではなかったと思うんですよね。

Choji:
確かに、そういったコミュニケーションが足りてなかったから、すれ違いが起こって、「こんなオーダーしてないのに…」って思ったのかもしれません。

じゅんペー:
僕らメイクアップアーティストにもあるんですが、ダメだった時に言い訳できる余力をつくるってあるんですよね。はじめの段階でオーダーに対して「(ピッタリ同じじゃないけど)そんな雰囲気にしますね」と伝えて、できる限りはオーダー通りにして、不可能な部分は雰囲気を重視する。ズルいやり方なんですけどね(笑)お客様の不満は起こりにくいです。

天の声:
では次に、依子さんの『人から見たら羨ましいのに自分は嫌だった問題』。人から見れば、自然な立ち上がりだなって羨ましいその前髪が、ご自身では嬉しくないんですよね。

依子:
そうなんです。

天の声:
クスって笑うのは論外として、美容師さんが見て「自然な立ち上がりで素敵だな」とか「巻かなくても良いからスタイルつくりやすいな」と思われていたとしても、依子さんは嫌ですか?

依子:
いや、そういうふうに思われて言ってもらえると「そうなのかな」って、長所として受け止められるんですけど、クスって笑われたり「バブルの時代にはよかった」といった癖の説明のされ方をすると、今風ではないのかな?今の髪型で対応できるものはないのかな?って思ってしまいます。

じゅんぺー:
チャームポイントになるんですけどね、コンプレックスって。ちょっと、できる髪型に制限があるくらいで。

天の声:
その癖を活かせるヘアスタイルを、作ってくれればいいんですよね。お二人とも、美容室が苦手っていうより、美容師さんのコミュニケーションが足りなかったせいで、ちょっと委縮しちゃう場所になってしまった感じなんですね。

Choji&依子:
確かに、そうですね!美容室そのものというより、美容師さんとのコミュニケーションです。

じゅんペー:
そこが原因で、美容室が苦手という人がいますので、全国の美容師さんはヒントにして頂けたらと思います。

トークテーマ②グレイカラーに思うこと
最近の、グレイヘアブーム。この半年くらいでよく耳にするのですが、「染めない」「ヘアカラーをしない」というトレンドは、本当に女性の美しさを引き立ててくれているのでしょうか?そんな疑問に、一般女性のお二人にお答えいただこうと思います。

じゅんペー:
はい、このテーマですね。私は、先に言っちゃうと、グレイヘアの人が好きです。価値観の問題だと思うのですが、年を重ねてグレイヘアになっていくことは美しさだと感じます。海外の人の綺麗な歳の取り方を見ていると、憧れるんです。そんな男性は、少数派だと思いますけどね(笑)

Choji:
近藤サトさんのグレイヘアが話題ですが、私は、年齢によるのではないかなと思います。50歳くらいでいきなり染めるのをやめると、「急に老けたな」という印象になるかもしれません。でも65歳くらいでグレイヘアだと「素敵ね」という評価になるのかな、と。

じゅんペー:
染め続けていると、グレイヘアに切り替えるタイミングが難しいですよね。

依子:
Chojiさんがおっしゃったみたいに年齢もあると思いますが、職種もあると思います。私のように料理の仕事をしていると、健康的で若いイメージを持ってもらった方が職業上良いんですよね。なので、グレイヘアにするか?と聞かれたら「まだできないです」という答えになります。

じゅんペー:
実際今は、染めていますか?

依子:
はい、染めてます。染めるのをやめると「おばあちゃんみたい」と言われる気がして。ちょっと怖いですね。グレイヘアであることが、プライドだったり自信だったら、すごく素敵な事だとは思うんですけどね。

じゅんペー:
白くなると、やっぱり年齢は高く見えるでしょうね。おばあちゃんみたいって言われるかもしれません。でも、じゃあ若く見えることが美しさの前提って事なのか?と思ってしまいます。

天の声:
さっきのじゅんペーさんの意見で「外国の人のグレイヘアは綺麗」ってあったじゃないですか。あれは、元々の髪の色の影響もあるんじゃないかと思うんですよね。日本人は元々が黒髪だから、白髪が目立ちすぎる民族ですよね。だったら新しい答えとして、淡く染めたらいいんじゃないかと思うんです。

三人:
それはそうですね!

天の声:
何故『まったく染めないグレイヘア』か、『しっかり染める白髪染め』の二択しかないのかな?と思ってしまいます。『しっかり染める白髪染め』ならホームカラーでもできるので、『淡く染める』みたいな新しい答えを出せるのが、美容師さんの強みなんじゃないかなと。

じゅんペー:
メーカーさんが『グレイヘアを淡く染めるカラー』をたくさん出せばいいんだ(笑)

天の声:
いや、美容師さんの腕で出来るんじゃないですか?

じゅんペー:
ハードルが上がりましたね(笑)

依子:
白髪を染めることの、選択肢があれば良いですよね。「しっかり染める」「淡く明るく染める」みたいに。グレイヘアになっていることが自信なら良いのですが、そうでない人の為の選択肢はあって良いなと思います。

じゅんペー:
日本人男性の趣味も、現状に影響があるんじゃないですか。みんな若くてツルツルしてる方が可愛い、って言いますもんね。

Choji:
本当にそうですね(笑)

じゅんペー:
皴だって白髪だって、魅力だと思うんですけどね。だからこそ、『白髪があるからこそできるヘアカラー』みたいなもので、何歳でも自信をもって綺麗でいて欲しいです。Chojiさんは、そういうのがあったらどうですか?

Choji:
凄く素敵だと思いますが、私は仕事上8レベルまでしか染めちゃダメって言われてるんですよね(笑)

天の声:
やっぱりそういう意味でも、美容師さんはお客様がどういったコミュニティで生活しているのか確認は必要ですね。

じゅんペー:
依子さんは?

依子:
今まで自信が持てなかったから、明るいグレイカラーにする勇気が無かったんですけど、美容師さんがきちんと説明してくれて「こういうヘアカラーもあるんですよ」と言ってもらえたら、一歩踏み出せるかもしれません。

天の声:
『白髪があるからこそできるヘアカラー』みたいなことが出来たら素敵ですよね。

三人:
本当に、それですね!

じゅんペー:
まとまりました(笑)いや、本当、そうですよ。まだまだ美容師さんが提案できることは沢山ありますね。

 

今回も、なかなか聞けないオンナゴコロ満載でお届けしましたライブ配信、記事としてまとめてみました。宜しければ、文字で伝わりにくいニュアンスもわかる動画もご確認くださいませ。(⇒スマートフォンの方はリンク部分を長押しして ”新規タブから開く” からご覧ください)文字以上の本音を聴いていただけますよ!

実は美容業界で、お客様の声を聴けるメディアってほとんどありません。元々は私たちが立体造形眉カット導入店さんの為に行ったリサーチなのですが、せっかくやるなら少しでも業界貢献の為に公開したいなと始めた企画です。

これからも続けてまいりますので、皆さま応援頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

その中で、美容師さんから「こんなことを知りたい」というような、テーマや質問をお待ちしております。かみとまゆホームページのお問い合わせフォームから是非ご応募お願い致します。

ではまた、『オンナゴコロと美容室Vol.4』でお会いしましょう。