ある日の美容室と眉

かみとまゆ講師の木梨は、メイクアップアーティスト。

大阪の西梅田に、彼が経営する店もありますが、メイクサロンです。
となれば、木梨は髪を切る時はどうするのか?

もちろん、美容室に行きます。

多くの人がそうであるように、彼も自分にぴったりな美容室を見つけるまでには時間がかかり、その間たくさんの店をめぐったそうです。

今回は美容室ジプシーだった頃の木梨が、ある日訪れたサロンでのお話し。

 

「まゆも切りましょうか?」とその美容師さんは言いました。

自分の仕事を伝えていなかった木梨、苦笑い。

「どうしよっかな…」
「カッコよくなりますよー」
「じゃあ、お願いしようかな」

とってもキュートなその女性の美容師さん(アシスタントさん)は、おもむろにシェーバーを取り出し、じょりじょりと彼の眉を剃り始めました。

あえて希望も伝えなかった木梨は、お任せする感じで目を閉じました。

シェーバーでもハサミでも、眉への施術の良い(同時に実力を問われる)ところはきっと、お客様が目を閉じるところですね。

途中経過が見えないので、目を開けた時の感動もひとしおです。

「できました!とてもカッコいいですよ♪」

 

やったー!

『♪』が付いているくらいだから間違いないだろうと、木梨はゆっくり目を開けました…。

…。

ん?

…。

細っっっ!!!!

めっちゃ細いっ!!!!

これが「かっこいい」なのか!!!!
これが『♪』なのかーーーー!!!!

んー…。2度とやらない。

 

ということが、東京の某おしゃれな地域の、某有名美容室であったそうです。

「かっこいい」という感覚は美容師さんごとに違うので、否定はしないけどね。と木梨は回想します。

 

だけど少なくとも、

「お客様の骨格や筋肉のつき方に合わせること」

「お客様のなりたいイメージを具現化すること」

 

の両方を満たさないと眉カットで料金を受け取りづらいよね。とのこと。

 

「いや、その両方を満たした上でさらにデザインするなんて木梨さんにしかできない神技じゃないですか!」

というツッコミに木梨は・・・

 

「誰でもできるように、かみとまゆのセミナーがありますが、何か?」。

 

はい、おっしゃる通りです。