絶対音感のはなし ~美容師さんに「才能」はいる?いらない?

「あの人は才能のかたまりだ」とか、「ずば抜けた才能の持ち主だ」とか、結構耳にする言葉です。
では、美容師さんの「才能」って、何なのでしょうか・・・?
美容師さんだけではありません。
どのような業界でも「才能」の持ち主に、私のような「凡才」はかなわないものなのでしょうか?

ふと思い出した短かいエピソードに、ほんの少しおつきあいください。

 

私には、絶対音感を持つ知人が2人います。

2人と同様にピアノを習っていた私は、そのスキルが羨ましくて仕方がありませんでした。

ひとりは「生活音さえ音階として拾ってしまうから、たまに面倒くさくなる」という程でしたが・・・

我が家へ訪問してくれた際、再現しようと電子ピアノに向かい弾き出してビックリ!!
指が動かないどころか、彼女が聴いているはずの音が鍵盤で探せなかったのです。

もうひとりは、自分の好きな音楽を頭の中で好みのアレンジにして、
それを鍵盤で表現できる才能の持ち主でした。
本当に上手なのですが、何と言いますか、彼女のアレンジは壮大で情感たっぷりで、古くさ…
いえいえ、私にはtoo muchだったのです。

 

さて、とあるピアノの先生に登場してもらいます。

その人は小さな音楽教室のポピュラー・ジャズピアノコースの先生です。
演奏が本当に恰好良くて、粋でおしゃれで、安定感があって、それでいて自由だったので、思わず聞いてしまいました。
「先生はやっぱり絶対音感があるのですか?」と。

その時の答えです。

『自分の絶対音感は後から自然と身についていたものです。
でも、何よりも大切なのは、絶対音感の有無ではなく、たくさんの素晴らしい音楽を聴いて、メロディーやリズム、コード進行や抑揚といった表現方法を学ぶことです。
それを再現できるようになるまで、ピアノを弾き続けることです。
まあ、結局は音楽を最高にリスペクトしている、ただの音楽ファンなだけなんですけどね』

 

その時から20年の歳月を経た今、私は、ピアノをもう弾けません。
でも、先生のその言葉を思い出しては、好きを仕事にできる喜びを実感しています。

才能は一握りの人だけのもの?

 

 

美容師さんにも「絶対音感」のような天性の才能、
「器用さ」と「センス」がありますよね。

美容学校在学中でも、卒業してサロンに入ってからでも、明らかに出る成長速度の違い。
才能は、あるに越したことはありません。

 

でもそんなものが無くても、

美容を愛し努力を続けた結果、お客様から絶大な支持を受けて売れっ子になっている美容師さんを何人も見てきました。

 

好きであることも、

好きであり続けることも、

立派な才能であると心から思うのです。

 

 

だって、好きなのに努力しないなんてあり得ないですもん。

美容を愛し、努力を続ける美容師さんへ
『お客様をより美しく』する為に、こちらの技術はいかがですか?